ダバインディア(京橋)
京橋にある南インド料理レストラン。ここに来るまでネパールや北インドカレーしか食べたことがなかったので、味付けやら何やら衝撃だった。
美味しいメニューが多過ぎて制覇まで時間がかかりそうなので、時々更新していきたい。あと美味しすぎて写真撮るのを忘れて食べてしまうので前半は写真無いです。ランチも営業。
メニューに辛さの指標として唐辛子マーク1〜3がついている。3は結構強烈なので、苦手な人は注意。
前菜系でおすすめなのは、南インド料理のドーサ。クレープの要領で中に香草で炒めたポテトとかが入っていて、サンバル(スパイシーな野菜のスープみたいなやつ)とココナツチャツネがついてくる。
両方つけてたべるとめちゃくちゃ美味しい。中身はポテト以外にも色々選べて、個人的にオニオンチーズかプレーンがおすすめ。
サイズはハーフかフルが選べ、2〜3人でカレーも何種類か食べる場合はハーフがいいと思う。あとポテトはかなりお腹にたまるので注意。
肉は定番のタンドリーチキンからケバブなどがあるが、おすすめはラム肩肉のバラカバブ。一口大サイズのラム肉がミントソース付け合わせで出てきます。
コリアンダーやスパイスの香りが強く、羊肉が苦手な人でもパクパクいけると思う。肉は柔らかいのに噛みごたえがあり絶妙なミディアムレアの火入れ。レモンを絞って、ミントソースをつければ肉の旨味と酸味が合わさり最高。
カレーは沢山種類があり、多分行く日によって微妙にメニューが違う。私が絶対食べるのはこの2つ。海老のガーリックレモンバター(手前)と、ラムコリアンダーマサラ(奥)。ナンではなくバスマティライス(インドの香り米)と合わせるのが好きです。
まず海老のガーリックレモンバター。もう字面からして美味が約束されている。クリーミーな味わいと食感だけど、ガーリックがかなりガツンと効いていて刺激的な味わい。味も香りも相当強いのでにんにく好きなら間違いない。海老も身がしっかりしており3〜4匹くらい入ってた気がする。
繰り返しになるけどかなりガーリックが効いてるので、食後や翌日に人と会う予定がある場合は気をつけて欲しい。ただし死ぬほどうまい。
次にラムコリアンダーマサラ。写真を見て分かる通りコリアンダーの緑色。でもコリアンダーの香りはそれほど強く無い。もったりしたクリーミーなカレーで、ラムの味わいと相まってこってり濃厚。
唐辛子マーク1になっているけど、個人的には辛さはほぼ感じない。青唐辛子と生姜のスライスが入っているので、これと一緒に食べると辛味が加わりアクセントになる。ラムは柔らかくジューシー、ゴロゴロ入っていて豪華。臭みは全くと言って良いほどない。
あと南インドの辛いマトンカレーも美味しいんだけど唐辛子3つで辛いので頼むときは要注意。スパイスと唐辛子と美味さで汗をかきまくる。胃が熱くなる!
それから是非食べて欲しいのがマトンビリヤニ。インドのピラフ。レモンと生の玉ねぎスライス、ライタ(ヨーグルトに胡瓜や玉ねぎを入れて塩で味付けしたサラダ)付き。2種類あって、土曜のディナータイムのみハイデラバードマトンビリヤニという特別メニューあり。写真はハイデラバード。
唐辛子マーク1でスパイスと青唐辛子が入っているので食べ進めて行くとじんわり汗をかいてくる。ライタはヨーグルトなので米にかけることに好みが分かれそうだけど、マトンの脂とヨーグルトの酸味がよくマッチしてさっぱり食べられるので私は好きです。途中箸休めに玉ねぎスライスを齧る。
ハイデラバードマトンビリヤニは炊き込み方式で、通常のマトンビリヤニは炒め方式。ハイデラバードの方が炊き込みということだけあってあっさり目の味わい。でもマトンが骨つきに変わり見た目も味も豪勢。
対して通常のビリヤニは卵と一緒に炒めていて脂の香ばしさが引き立つ。骨なしマトンも食べやすい。この2つは好みの問題なので、両方試してみるのが吉。ハイデラバードが100〜200円くらい高かった気がする。
真ん中のバスマティライスをカレーや惣菜が囲む。肉や魚のカレーを含むダバミールスと、野菜カレー、ピクルスなどがあるヴェジミールスの二種類。写真はヴェジ。
バナナの葉も敷いてあってテンションが上がる。パパド(豆せんべい)を崩してライスと混ぜ、あとはお好みで。私は小皿に入ってるカレー、惣菜、ライタを全部混ぜて食べるのが好きです。途中でプーリ(揚げパン)を齧る。これもうまい。
デザートに来る頃にはかなりお腹が膨れているものの、チャイとクルフィー(アイス)が美味しいのでいつも頼んでしまう。
前回行ったときは、友人とシェアしてクルフィー(手前)とグラブジャムン(奥)に初挑戦。
クルフィーはスパイスの効いたアイスで、中にピスタチオとかフルーツが入っている。結構変わった味だけど美味しい。グラブジャムンはドーナツみたいなお菓子をシロップで漬けた…みたいな雰囲気のデザート。かなり甘い。
そしてチャイ!
店員さんがカップとその下の容器をそれぞれ片手に持って、高い位置から注ぎ、また高い位置から注ぎ移し…してくれる。そのパフォーマンスが楽しい。いわゆるスパイスチャイです。甘めの味付けで、濃厚で茶葉の味もしっかり味わえて美味しい。マドラスコーヒーも美味しいのでコーヒー派の人はそちらをおすすめします。
かなり長くなってしまったけど、とにかく何を食べても外れがない!全部美味しい!人気店なので、前もって予約して行くのが良いです。オープン15分くらい前に行けば一巡目で入れる可能性は大。ただしタイミングが悪かったり、金曜の夜だと8時過ぎでもかなり並んでいるので要注意。
あとテイクアウトも出来ます。食事せずテイクアウトのみもOK。
◾️これを食べろ!
羊肉好きなら…
そうでないなら…
ミールス 色々カレーも楽しめてお得
◾️予算
ひとり4000円くらい 酒なし
タンタボッカ(北参道)
お昼も夜もいつも混みまくっている北参道のイタリアン。今日はランチ。
12時を過ぎると大抵満席になって待つので、出来ればオープンに合わせて11時半に行くか(確か12時前はランチタイムでも予約可だった気がする)、一巡して13時過ぎくらいに行くのがいいと思う。
夜はお肉がメインで、昼はパスタランチ、メインランチ、ランチコースがある。
全部に野菜のバーニャカウダとパンが付くんだけど、パンの付け合わせのバターが美味しい。ホイップバターが多分燻製されてて物凄く香りがいい。お代わり可なのでメインディッシュを圧迫しない程度に食べよう。
今日はパスタランチにしました。一定期間ごとにメニューが変わります。
初めてここに来た時に、魚醤のレモンパスタというメニューがあってそれが凄い美味しくて度々食べてたんだけど暫くして無くなってしまった。
それが!今日久し振りに入ったところ、鶏ももとレモンの魚醤パスタ(名前はうろ覚え)としてパワーアップして帰ってきた!即注文。
大きめカットの鶏ももがごろごろ入っていて見た目にも豪華で嬉しい。そしてなんといってもソースがうまい。レモンと魚醤、あとバターかな?あっさりかと思いきや濃厚でクリーミー。コクがある。細めアルデンテの麺によく絡まって最高。上にかけられてるのはカラスミか?うまい。
魚醤はタイ料理とかエスニックの印象が強いけど、パスタに合わせてもこんなに美味しいなんて最高。レモンが2カケ入っているので、フォークで潰すとレモンの香りが強くなり味わいが変わってまた美味しい。
メインランチのお肉も美味しいしお魚も美味しいのでおススメ。時間に余裕があれば、パスタもメインも一品ずつ選べるランチコースにすべし。
追加でオーダーするとデザートも付けられるよ。
◾️これを食べろ!
レモン魚醤のパスタ メニューにあれば
◾️予算
ひとり1100〜1700円くらい
石ばし(江戸川橋)
事前予約制で、その予約も電話がほぼ繋がらないのでFAXで。折り返しかかってきて、注文を訊かれます。
店構えが凄い風情ある。料亭っぽい感じでテンションが上がる。予約はしていてもたぶん当日来店してから捌いて…なので約1時間ほど待つ。
その間は百年床糟漬け漬物を食べて待ったんだけど、まろやか〜だけど変わった風味で箸が進む進む。漬物のボリュームもそこそこあって、あと器が可愛い。写真撮り忘れたけど醤油差しも可愛かった。
いよいような重登場。
鰻は大抵値段を上げれば良いもの…っていうわけじゃなくて量が増える。
美味しいものはたくさん食べたいので、この日は特上を食べた。私は良く食べる方なのでちょうど良かったけど、となりの女性グループは御飯を残していたので食べる量が普通の人は上うな重でも良いかも。
味は最高。脂が凄い鰻も好きだけど、ここのは程よく脂がのっていてふっくら。上品な味わいという感じ。でも美味すぎるので即完食してしまった。最高。
最初は山椒を振らないで食べるのがオススメ、とあったのでその通りにしてみたけど最高。香りも最高。山椒も香りと痺れが絶妙で、買って帰ることも出来るらしい。
特上にしたお陰で豪快に食べられた。うな重は、鰻の尻尾と隅っこのタレがしみた御飯が大好きなのでこれも思う存分堪能した。
帰り際も興奮冷めやらず。夏場でこんだけ美味しいなら冬の鰻を食べたら死ぬかもしれない。
■これを食べろ!
うな重 お腹に余裕あれば特上
■予算
ひとり7000円くらい 酒なし